*はいはいはいはい、一部に半ば熱狂的なファンを持つ、いささか閉じ気味な名物企画、朝ジャンのコーナーですよ。このコーナーは、テンション上げて臨まないと途中でヘタれるたぬきなので、ZARDのことは置いといて、気合い入れてかますぜ、半永久の少年野郎ども。*今週は26号ですね。ん〜、取り立てて大きな動きは無かったかなぁ。ので今日は、いろんな意味で印象に残った作品を掲載順にかいつまんでいきますか。*最早たぬき的には、例えるなら栄養価ゼロのウィダーインゼリーを二秒で飲んでるみたいなもんだった最近(年単位)の「BLEACH」でしたが、どっこい今週のザエルアポロが雑魚喰って回復するシーンは、ノリが完全にZOMBIE POWDERに立ち戻っていて、思わずたぬき笑っちまいました。くすり。ああいった、キャラがぷっつんしてキレた感じになってるときって、作者TITEも同様にアレな感じなのかなぁって、つい穿っちまってまた、くすり。まぁ今回も、結局は「ものすげぇ大技を、強敵相手に苦しみながらも放ったぜドカーン、シュゥゥゥ…やったな」「…ゴゴゴゴゴ(ただならぬ気配を表す擬音)…馬鹿が!そんなパワーじゃ僕は倒せない」「な、何っ!?」「(アオリ)どうするどうなる、次号、必見!!」ってお決まりのテンプレですがね。って文句垂れんのは、たぬきみたいなアンケ外の連中だけなんだろな、きっと。くふぅ、敗北。*内容は一割くらいでいいや、と開き直ることで、アンケ層のお子様から部分的に大きいお友達にまで、それなりの支持を得ているっぽい「TO LOVEる」。僅かながら栄養価ありそうなウィダーインゼリー買ってみたら中身が入ってなかったみたいな、深刻なからっぽ感を体現する作品。今週も、話はほぼ無いに等しかったです。無さ過ぎて、逆に末恐ろしささえ感じました。これが、これが時代、なんですか?ネット社会…。*「勇者学」は今週一挙二話掲載、今のうちにやれることやっとけ畜生、みたいな感じ満載。例えばさ、本家のジャガーだと、ジャガーさん自体は奇天烈な奴だけど、どっか計算づくで動いてたり、ジャガーなりのキャラってもんがある。サブキャラについてもそれは同様で、まずそれぞれのキャラがしっかりあって、それを活かしたり、時には崩したりしながら毎回組み立ててる感じがあるのさ。「勇者学」は、所謂うすた的テンプレを使いながらも(それは本家ですら使い古したものではあるが)、主人公は単に変なカッコした変な奴、突っ込みもいかにも突っ込み的な奴ってだけで、キャラが浅い。そこが課題なんじゃないかな〜、とか思いました。*ついにアイの素性が語られ始め、サイが徐々に動き始めている最近の「ネウロ」。こうやって過去のエピソードを挟むんだり、先週のように新キャラ出すってことは、今回のエピソードは、かなり長引くのかもしれないなぁ。期待は俄然持てるけど、逆に今回のサイで連載終了って感じを危惧。邪推はさておき、今後もはみ出した展開を期待します。*いろいろな意味でたぬき注目の「カトブレパス」。前半、設定紹介のあたりの流れは、あれ、今回は普通やんけ、といった感じだったが、後半になり敵さん登場ってことでまたもジョジョ化。ともあれ、なんか布被った箱みたいなじいさんが、自信たっぷりと「主人公は無敵です」発言をかましており、これだけ言うくらいならなんかそれを覆しかける展開も考えてるのかな、と深読み。次号は巻中カラー。さりげに次号予告がヒロインの口調だったり、作中の隅にサブタイトルがうっすら入ってたりと、編集の微妙な気合いが垣間見えたり。*え〜、「郷田」、なんか作者は、ちょっと変な奴が動かす学園ものを書きたがってる様に見えるんですが、それとギャグとのバランスに戸惑っいっぱなしなような。19Pあるし、一応ストーリー枠なんだよな。このまま行くと近々、さよならになりそうな…。*さてさてここで今週の目玉、「サムライうさぎ」の時間だよ!
*あぁぁぁ、写メールのどらくそ、映り悪っ。ですが、最早たぬきとしてはなす術無く腰が砕けた今週の目玉、志乃のアップでした。もう、可愛いな〜、まじで、可愛いなぁ〜。それしか言いたくないな〜。歯抜けって、それ無敵。たった一コマで、今週も買って良かった、と思わせるサムうさ。…え、中身?うん、普通に良かった、みたいな。てか、まとめかたは、志乃の可愛さも相俟ってなかなかの出来なんじゃ。一連のエピソードが終了し、最初のボスキャラがラスボスになるという打ち切り特有の哀愁展開は回避、と同時に次回からの展開の仕込みな回でした。次のターゲットは、やっぱここまでほぼスルーだった、あいつ。*「P2!」は、過渡期なエピソードながらもアキラがリターンし、今後またもやネット界隈でやらかしてくれそうな予感が。掲載順的にも登場のタイミング、ばっつりです。*あ〜、今週の「ムヒョ」は、たぬき的にはかなり面白かったな。寸でのところで気持悪過ぎな描写にしすぎないバランス感覚を遺憾なく発揮、でもしっかり緊張感があって良かった。*さて、いよいよ「ラルグラド」は打ち切り候補生に。内容もそれに比例して、そんな感じかと。*「エムゼロ」はクラスマッチの後片付け。ギャグパートになると古くささが倍増するのはご愛嬌、だけど話はしっかりまとまった、と思う。いかんせん地味だな、ってのがホントに心配だけど。来週もカラーは来ず、一周年はガチでスルー。おそらくこれと掲載順については、作者の遅筆っぷりが大いに祟ってると思うので、まぁ気長に見守ろう。*はい、というわけで「鼻毛」が二週連続最下位でした。たぬきは、これはもう終了近し、と思っています。掲載順のみならず内容的にも、そんな空気が出て来てると思う。*ふぅぅ、終った。こうして見ると、相変わらず長いな〜。毎度のことながら、しっかりチェックしてくれてるあなたの好奇心と根気に精一杯の拍手を贈りつつ、たぬきはこの辺でお別れです。そんじゃ、ま〜た〜な〜。